2016年2月4日木曜日
その3 じっさいにマップを描きこんでいく
こんにちは
さて、前回の続きとなりますが、マップ成形には3層構造を利用する仕組みとなっているところまで説明させてもらいました。
今回は、じっさいにマップに用意されているチップセットをつかって描きこんでいきたいと思います。
を起動し、「マップ選択」ウインドウにある自分が名前をつけたマップをクリックします。
まだなにもない黒い画面が映っていると思いますが、ウインドウの上部のアイコンの中に、1⃣ 2⃣ 3⃣ Ev と書かれているものがあります。これらのうち1⃣ 2⃣ 3⃣は、マップを形成するチップをそれぞれの層ごとに描きこんでいくレイヤーの層番号となります。
基本的には、レイヤー1である1⃣をクリックして基盤となる地面を塗り広げることからはじめる流れになります。
1マスづつ塗りこんでいくのはめんどうなものなので、ウインドウの上部のヘルプ(H)のしたにある赤と黒が組み合わさったようなアイコンが「自動マップ生成」ができる便利なアイコンなので、ぜひマップを一気に指定したタイルで埋めたいときに使っていただきたいと思います。
これを使うと最初からレイヤー1の下地全体をサクっと塗り広げてくれますので、覚えておきたいアイコンです。
「自動マップ生成」アイコンをクリックすると、小ウインドウが表示されプレビューの右に天井・壁上部・床・壁下部と4つの設定箇所があるものが出てきます。
レイヤー1は地表にしたいので、まずは天井のチップ選択をクリックします。そうすると、いろんなドット絵の詰め合わせがある小ウインドウが出てきます。その小ウインドウの中の地面とおぼしき緑色や砂色のタイルをダブルクリックで選択します。ちなみに一番上の花タイルの上の左端の真っ黒なものは、消しゴム役のマスになっていますので、間違ったり変更したい箇所を消すのに使うことになります。
同じように、あとの3つの壁上部・床・壁下部にも天井と同じチップのタイルを選んで選択してあげてください。
対象レイヤーは、レイヤー1のままでOK。
壁の多さもそのままでOK。
あとは、マップ生成をクリックし、これで塗りつぶすをクリックすれば一気にレイヤー1が選択した内容のチップで塗られるかたちとなります。 選択したチップタイルが緑の四角いものであれば、画面全体にそれがうまって草原のような風景になっているはずかと思います。
次に、メインウインドウの上部にある2層目の2⃣ レイヤー2をクリックし、木や山や川などを描きこんでいきましょう。マップが大きい場合にお役立ちなのが、ウインドウの上部にある
とあるアイコンです。これらは、マップを縮小拡大させるアイコンなので、ワールドマップ以外にも画面に収まらない広いマップをもっと視野をひろげて見たいというときには、とても有効です。
最後にレイヤー3に村やダンジョンなどの入口なんかをセットするといいかもしれません。わたしはそのように区別してつくっています。
どうしてかというと、レイヤー3にイベントものなどのチップを集合させておいておけば、あとでイベントを設定するときにも容易にどの層のどのチップにイベントが組み込まれているかわかりやすくなると思って、そのような組み方をしてみました。
という感じですが、はじめての方にもわかりやすい内容になっていたでしょうか?
また、補正が必要だな~と思ったところがあったら直していきたいと思います。
次回は、村などをうまくつくっていくコツを紹介したいと思います。最初の頃にしばしばやり直した記憶は新しいので、失敗しにくい流れでくんでいきたいところです。
assirabeyl.blogspot.com
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