2016年8月27日土曜日

その23 キャラクターに技能を覚えさせる


 今回の技能を覚えさせるでは、通常キャラクターがレベルアップしてくごとに新しい技能を習得していく設定とは別に、とあるイベントとして習得させることを目的としています。

 下記のように、最初はまだなにも覚えてないところからスタートします。


 レベル2になってもまだなにも覚えられてませんが、そこは置いといて主人公がとあるイベントキャラと戦闘して、その後に技能を習得できている形をとりたいと思います。

 まずは、わたしの場合は主人公がいる村マップとは別の街系のマップにそのイベント を立てました。同じ村マップでもかまいません。
 

 キャラクターのグラフィックを設定し、コマンドを挿入していきます。
 最初は、適当な会話となる文章を入れ込んで、そのあとにわたしは「選択肢」を挿入してみました。
 その選択肢と連結するような作りで、イベントコマンド入力「コモンイベント」「バトルの発生」を選び、敵グループ番号(敵のパーティメンバーとなるもの)から逃走可能敗北時処理戦闘BGM(エンカウトバトルとは違って、設定してあげる必要がある)までの4つの内容を決めてみましょう。できたら入力でイベント挿入します。
 ちなみに、わたしは逃走可能逃走可能設定にし、敗北時処理の設定を「1:イベント続行」にしてみました。これによって、うまく逃げることができれば戦闘でパーティーが全滅しないかぎりイベントを通過できます。戦闘でパーティーが全滅すると、HPが0なので戦闘が終了してもゲームオーバーになってしましますイベントは先へ進めることができます。
 

 つぎに似たような流れですが、バトルの発生の下に適当に戦闘後の感じの文章を入れて、イベントコマンド入力「コモンイベント」「○特殊技能増減」を選択し、対象主人公(プレイヤーメンバーの誰に覚えさせたいかになります)どの技能?どうする?をそれぞれ設定していきます。できたら入力でイベント挿入します。


 それから、このイベントが進んだら同じイベントが繰り返されないように、進行後にページが変更されるような作りにしてみたいと思います。
 「○特殊技能増減」の下に続いて、イベントコマンド入力「変数操作から右辺の左の部位の数字がになってるので、ここをと変更してOK挿入しましょう。
 下記の図のようになっていれば、大丈夫です。


 つぎに、起動条件のところの下にあるself0:セルフ変数0の左(緑の囲い)にチェック☑を入れてください。真ん中の数字は、(~が  と同じ)のままで。


 このあとに、新規ページをクリックし、ページ2をクリックすると新たなページに移行しますね?
 このように、進行後のためのイベントページを増やしてあげます。これがあることで、ただ話しをキャンセルしたのとは違った反応へと物語を進行させる演出が可能になるのです。
 今度は、self0:セルフ変数0の部分をと変更しましょう。さきほど、上で起動条件のself0:セルフ変数0と連動することになり、進行したことによってこのページ2へとイベントが進む流れとなります。ここまで入れ込めたら、忘れずにセーブしときましょう。


 あとは、テストプレイでイベントを発生させてみて、どのような展開になるかを確認してください。
 成功してれば、特殊技能を習得してるはずです|д゚) そのうえ、イベントキャラの話しもかわってるかと思われます。
 物語が、すすんでる感が少しでるのではないでしょうか?

2016年8月25日木曜日

ストーリー2 奇妙な臭い


 いつものようにマーシュは日課の真っ最中だ。
 雑貨屋の庭にいるコッコ畑によく遊びに行く。にわとりのヒナたちにとっては兄弟のような男の子で、追いかけがいのある手頃な相手。
 

 たまに、生みたてのタマゴを1つ2つポッケにしまうことくらい目をつむる親鳥。内心は、言いたいこともあるはずだが・・・

 朝のしめった草がやわらかい。雑貨屋から今度は、武器や薬草などを取り扱うアイテム屋へと足をのばす。



 ポチをつれての散策の道すがらだ。もうすでに店には、お客さんが来店していた。どこからきたのか、旅人らしい。
 飼い猫は2匹いて、白いほうはご主人と品物の近くをいつものらりくらりしている。もう一匹は、奥さんが見えるところで気持ちよさそうに寝ているのだ。
 ご主人がいつもの訪問者に、暗い声で話してきた。「やあ、マーシュ。・・・どうやら外は、危険な雲行きらしいよ?」
 ことのいきさつはと言うと、村長のところに駆け込んできた炭鉱夫の1人と付き添ってきた傭兵とが伝えに来た話から始まった。


 村からそこそこ離れている川沿いところにゴブリンの巣となっている山がある。ずいぶんと昔からだ。
 どうやらその山から来たであろうゴブリンの一味が、鉱山の採掘現場を占拠したらしいのだ。
 それも、おきてはならないことに炭鉱夫のうち数名がゴブリンの強要に対抗しようとして犠牲となったとの話しだ。
 鉱山には、まだ幾人かの傭兵がいるはずだし、ドルネイから派遣された兵士もいる。とは言え村人は、すぐにギルドへの要請をしにいく人員を思案しだしていた。
 マーシュは、たまにいく鉱山におきている出来事がいかに働き手と村の将来に影響するかなどということは理解できなかったが、冒険心に灯がともった少年のとる行動といえば知れたことだろう。

 マーシュは、ポチをつれていそぎあしで鉱山へと向かうことにした。

2016年8月21日日曜日

その22 世界に日差しや雲を


 今日は、村やダンジョンからワールドマップに出たときに天候を添えてあげたいと思ったので、フォグ画像の導入と設定について遂行していきます(`・ω・´)

 まずは、素材となる画像データをわたしもお世話になった↓ 

               ぴぽや倉庫 http://piposozai.wiki.fc2.com/

 ぴぽや氏のサイトから無料素材の欄にある「フォグ画像」をクリックして、気に入ったものをダウンロードしてきましょう。
 ダウンロードしたフォグpngは、「Fog_ BackGround」のフォルダに入れ込みます。



それから、を起動後、  システムデータベースエディタから「遠景画像」を選んでいただき、クリック。
 

 0~といくつかリストがあるので、その中の1を選択して作成をすすめていきたいと思います。選んだら次に、画像ファイル名の右にあるアイコンからファイルの選択ウインドウ「Fog_BackGround」をクリックし、ダウンロードして入れ込んだにある中から、そのマップに合うものをクリック。


 とりあえず試しなので、効果がわかりやすいものがいいかと思います。きまったらOKをクリックしましょう。


 続いてマップと連動して空が動くのか、あるいは日差しなら連動して動かさずにいるのかなどの設定をするところです。
 最初に、「X移動速度」の右の欄の数字が0になっていると思いますが、0のままだとその方向に対して動かないことを示します。今回は、雲空を演出し、なおかつ風で雲が流れていく様子を加えたいので、「X移動速度」の右の欄にはと入れ込みましょう。
 次は、「 Y移動速度」の右の欄も同じく変更します。Yには-2と入力してください。
 このXとYの欄に入れる数字は大事です。風向きなんかにも影響するので、どちらを+-にするかで、マップごとの雰囲気作りに一役買います。


 IDの欄に名前を入れるのも忘れずに。ここまで済みましたら、OKをクリックして更新しましょう。



今度は、これをコモンイベントとしてワールドマップに反映させたいので、あなたのワールドマップのどこでもいいので、右クリックから「イベント作成/編集」で  を立て、さきほど組み立てた「遠景画像」をセットしていきましょう。
 「起動条件」「自動実行」へ変更します。


 「コマンド入力ウインドウ表示」から変数操作を設定していきます。「イベントコマンドの修正」ウインドウから下記のような手順で変更していきます。


 は、Sysを選択し、その下の欄は▼からSys61:フォグ番号(Sys13)を選び変更。は、0をに変更してください。ここまでできたらOKしてセーブしましょう。
 「フォグ画像」を表示する「イベントコマンド」が実行されたら、マップ内にいる場合に再度このイベントが実行されないように「1に入れ込んだイベントコマンドの下に一時消去」を加えておきます。
 しかし、このイベントは別のマップへ移動しても同じようについてきてしますので、別マップへ入るイベントに、このイベントの消去を盛り込んでおくのも忘れずに


 村やダンジョンに入る際に必要なので、その  の下のコマンド挿入の部位に緑の囲い)コマンド入力ウインドウ表示で挿入します。
 操作変数の変更部分は、右辺のと入力したところを今度は-1に変更してOKをクリック。上の図のように挿入されていれば大丈夫です。
 

 最後の設定(´Д`) 「マップの基本設定」から下記の部分を再設定していきましょう。

 

 「登録先(システムDBタイプ0)」の右にある「登録する」にチェックを入れて、その下に続く「遠景設定」みぎの「使用する」にチェックし、▼からファイルを選択してOKしましょう。

 さて、久しぶりに長い説明になってしまいましたが、わたしのフォグ導入から設定でこんな感じになりました。


 のっぺらだった空にも表情ができて、なんだかとっても世界観アップした雰囲気です(*´▽`*)

 assirabeyl.blogspot.com

2016年8月13日土曜日

ストーリー1 ウルビア村と少年


 たまには、村やダンジョンの画像と物語の途中経過をまったりお伝えするだけの展開にしてみようと思います|д゚)

 
 とある世界のとある村。

 英雄たちが魔将ニバイバルを討ち取り、魔公ホルグアットを魔界へ遠ざけ、黒紫のパワーストーンを破壊して20年。この村でもそれは言い伝えられていた。


  かつての勇者と聖戦士の血筋に加え、新たなる世界への冒険者一行が不死鳥の奇跡の業によってこの地のやってきて800年。人の村や街はいくつもに増え繁栄しつつある。
  
 この世界には、異世界の魔物たちの子孫たちが静かに暮らしていた。亜人も人も互いに自然と魔物たちを尊重し、敬意をもってともに自然の営みの環の中で生きていた。


  ウルビア村では、近くにある鉱山から鉄鉱石を採掘し、製錬して鉄をつくる生業をはじめて200年ほどたっただろうか。
 その鉄は、東の橋のさきにあるドルネイの町や砂漠の街シャリムトからも買い付けにくるほど質のよいもので、鉱山を守る傭兵を雇ったり、村のアイテム屋や雑貨屋などの発展を担っていた。



 そんな村で、冒険好きな少年は日々掛けまわっていた。
 髪が銀色で左右の眼の色が違っていたが、おなじ子供たちからは好かれていたし、大人たちからも可愛がられている子であった。
 両親も気負いせずに、その子を愛し自然のままで育てた。誰一人、その子の血になにが混ざっているかも知らなかったが、村長とその夫人は奇怪な物事に敏感なたちではあったが、命の育て方を村の誰よりもわかっていたことが他の村人たちのちょっとした教えにもなっていた。
 偏見も美しい謎にかえたり、憎しみも土に帰すやり方を熟知していた。だから、ときおり少年にあびせられていた狂言や畏怖の言葉もいまはもうない。少年が、畑にでる魔物たちをしつけるようになにやら身振り手振りでここに来てはいけないとうことを教えていたときは、村の者たちは驚いたが、翌日には畑を荒らす魔物たちはずいぶんと見かけなくなった。

 そうした矢先だ。訃報が村に届けられたのは・・・

 少年は、そんなことは露知らず、自分の部屋のクローゼットからお古のマントを取り出し、家の台所から果物ナイフを1本こっそり持って、いつもの冒険をはじめるのだった。

素人のためのゲームつくり

WORF_RPG_Editor2 を利用してのゲームづくり その1

 はじめまして、さいきん自分でもゲームを作りだして間もなすぎるアッシラベイルと申します。    今回、紹介させていただく無料ソフトとしてダウンロードさせてもらいましたのは、 WORF_RPG_Editor2 Ver.2.10  通称 ウディタ2 というインストール不要で...